呼吸のはなし ①

空気を吸って~ 吐いて~ の呼吸。
実は、気がつかない間に浅い呼吸になっている方は、少なくありません。苦しくないから気づかない。でもなんか・・・どこか・・・楽じゃない。呼吸はとても大切なのでいろんな切り口から、何回かに分けてお話していきますね。

云々さん:「呼吸って、空気が出たり入ったりを繰り返してるんだよね。」
ふうき:「いやいや、それだけじゃないんです!いろ~んなことをしてて、いろ~んなところに影響してるんですよ。」では、肺のまわりを見てみよう~

図1 楕円で横隔膜と心臓と肺のようすの簡略図

肋骨も広がりますが、横隔膜を中心にみていきますね。
横隔膜が下がる(収縮)=息を吸う  
横隔膜が上がる(緩む)=息を吐く
という運動になります。

云々さん:「うんうん、それは知ってるよ~」
ふうき:「それはよかった。でも慌てないで、ここから本題に入っていきますね。」

心臓や肺などの内臓は、筋肉・神経・骨と同じように、膜(膜組織)に包まれています。お魚をさばく時、はらわた(腹の臓器)を取りのぞいて、お腹をきれいに洗う。そのとき小骨(肋骨)はツンツンしないで身と一緒になっているよね。それはお腹の中の膜が、小骨(肋骨)や身を一緒に覆っているからです!こんなふうに、何気にそこにある膜。では呼吸に戻って、

「臓器は膜という洋服を着ている。」 とイメージするとわかりやすいかな。

横隔膜と肺は、自分専用の膜の洋服を着ています。たとえるとカップルが手をつないでいる感じ。くっついて一緒にいるけど、別行動ができる。着かず離れずで一緒にいる。

ところがどっこい、

横隔膜と心臓の膜はくっついている!まるで、2着の洋服の右袖と左袖をミシンで縫い付けて、それを二人が袖をとおして着て歩くようなものです。一人があっちに行くと、もう一人もつられて行く。別行動はムリ!横隔膜の動きに、心臓は否が応でも引っ張られる。逆もおなじ、心臓の動きに、横隔膜は引っぱられる。図の赤色のところが、くっついている部分です。

心臓はドクンドクンと血液を送り出しながら、呼吸に合わせて伸びたり縮んだりと上下にも動いている。楽に呼吸ができる➡心臓、肺、横隔膜や周りの臓器はなめらかに滑るように形を変えることができている。とみることもできます。
臓器はダイナミックに動いています。

ふうき Rehabili for Life」は
からだを探査して うまくいっていない所を解き放ち
楽に軽く動く 美しく年を重ねるお手伝いをしています
愛知県西尾市と山形市にあります。
 がんばらない、
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   楽に動き、
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ふうき 代表 理学療法士 鈴木聖子

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