足首のねん挫 ② そのケガで何が起きる
前回の、足首のねん挫①では、
★足首は「動く」「支えて安定」の相反する二つを行っている。
★注目は、距骨(キョコツ)。
★ねん挫で傷めやすい靭帯を示しました。
今回は、ねん挫により、どんなことが起きる危険があるのかをお伝えします。
ズバリ!
「骨がずれる」可能性があります。
青色の斜線でくくった骨は「距骨:キョコツ」です。この骨がズレる、亜脱臼が起きる可能性がでてきます。
骨がズレても、それを自覚できないことがほとんどです。
なぜなら、痛くないから。
そう、キョコツは骨がずれても痛くないんです。
「足首がかたいな・・・」
「歩けてるけど、なんかしっくりこないな・・・」
「歩き方が変だといわれる」
など、ぼんやりと違和感は感じている。
こんなにずれてても痛くないんだ!と、感心することもあります。その程度をお伝えするのは難しい・・・。ズレている骨そのものではなくて、周辺が傷むことはあります。
痛くないならいいんじゃいの、と思うのはちょっと待って!
よく観察をすると、
・足首の動きがぎこちない
・足首が深く曲がらない
・スッと蹴れずに、ペタペタと歩いている
などのようすが観てとれます。
立つ、歩く、走る、
といった何げないことが、受傷前よりも労力がふえて、疲れやすくります。
骨格を整える。
骨がもとに収まるコトは、パフォーマンスの向上に必須と考えます。
なぜなら、そのほうが楽に動けるから。
楽に動けると、笑顔が増えてきます。
筋トレなどの鍛えることにかたよらないで、
足元の骨格に、目を向けてみましょう、
施術をしていると
骨がみずから、カクッと戻っていくのを、ふれている手から感じとることができます。
骨も元の位置にもどったほうが、居心地がいいんだよね。
ごきげんよう
「ふうき Rehabili for Life」は
愛知県西尾市と山形市にあります。
web : fuuki-care.com
がんばらない、
無理をしない。
楽に動き、
楽に生きる
完全オーダーメイドのインソール
アメリカNWPL社のスーパーグラス(インソール)の処方も行います
足ナビ ashinavi.comにも紹介されています
ふうき 代表 理学療法士 鈴木聖子