反張膝(はんちょうひざ)

この立ち姿に なにか違和感はありませんか?

いかがですか
気になることはありませんか
あなたは何か気になりますか

よく見ると、膝を伸ばして、どちらかというと後ろに反っていますね。このような反っている膝を反張膝(はんちょうひざ)と言います。通常ひざは、曲げることはできますが、反りかえることはできない構造になっています。また通常、骨格の上を重心が通るので、そんなに力を使わなくても楽に立っていることができます。なので膝はピンと伸ばさなくて、軽く緩めて立てるんです。写真の場合は股関節から下にひく線よりも後方に膝があります。このような立ち方を繰り返していると、さらに反りやすくなることが心配されます。もちろん、生まれながらの何らかの理由で反りやすい場合もあります、ところが、このケースはそうではありません。

原因の一つに足がありました。(足は足首よりも先を指します)

足が通常よりも、よく関節の動く柔らかさのある足でした。専門的には過剰回内足と言います。本人は「なんか足が不安定な感じがあって、膝をピンとするようにしていた」と。ピンとするを繰り返すうちに反るようになったようです。幸いご家族がこの様子に気づき、ご相談をいただきました。どうしてこのような立ち方になっているのか、ご説明してオーダーメイドのインソールをお使いいただいています。靴選びのポイントもお伝えしました。

和の文化の動きは軽く腰をおとして、膝をまげ、擦って歩きます。文化が変わると歩き方も変わります。和でも洋でも膝がピンと伸びていることは「あれ?どうしたのかな」という黄色信号です。痛みが出る前に身体は信号を出しています。早めに気づいて対処することは不調や痛みの予防につながります。内股のO脚で膝をピンと伸ばしている場合も多いようです。

なにかがんばって立っている、違和感を感じたら、ご相談をおすすめします。

ふうき Rehabili for Life」は
からだを探査して うまくいっていない所を解き放ち
楽に軽く動く 美しく年を重ねるお手伝いをしています
愛知県西尾市と山形市にあります。
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web : fuuki-care.com

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足ナビ ashinavi.comでも紹介されています
ふうき 代表 理学療法士 鈴木聖子