爪の役割

爪は手指(てゆび)と趾(あしゆび)にあるよね。

爪はどんな活躍をしていて、もし無いと、どんな不都合がでてくるのでしょう。

昭和だったら、学校給食の牛乳瓶の紙栓を爪先でほじってめくるとか、活躍場面は身近にあったよね、深爪にしたらとりにくかったよね。

活躍の一例をご紹介。野球のピッチャーが爪の手入れを、やすりでケアしているのも聞きますね。指先の細かな力加減をするときに爪は大活躍します。深爪すると細かな作業ができなくなってびっくりしたことはありませんか。そう、指先の押す力が逃げないように後ろ壁のように支えているんです。そのおかげで指先の感覚が感じやすく(変化が分かりやすい )なるんです。

趾(あしゆび)も同じです。床や地面を押す力を伝えて、床から返ってくる力を受け、楽に立ち、歩く。バランスをとったり地面を蹴ることを助けています。

弱い力がかかる=弱い力で押し返す→かかる力に見合った力で押し返す

強い力がかかる=強い力で押し返す→かかる力に見合った力で押し返す

ヒトのからだの恒常性の原理原則に、身体にかかる力(外力)と平衡を保つように組織をつくる。「平衡(へいこう)」という反応があります。

あまりに強い力が爪母(そうぼ)にかかると、それに応えるように組織の在り方を変えていく、変形することもあります。

爪母(そうぼ)は爪の付け根にある、爪の生まれてくる場所です。

爪母(そうぼ)に過剰な力が習慣的にかかると、爪母が硬くなることもあります。そのようにして爪が分厚くなったりねじれる、延びてこないこともあります。ふうきは結果よりも原因への介入を第一に考えています、爪母のようすにも注目して介入することもあります。

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愛知県西尾市と山形市にあります。
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