爪 ー 巻爪

巻爪は、どうしてできるのでしょう。爪の役割 https://fuuki-care.com/archives/1203 でお伝えしたように、ゆび先は力を伝えると同時に力を受けています。以前は無かったのに、気づいたら、爪が巻いている・・・

ということは、今までと力の伝えかた、受けかたが変わってきている!ことが原因の一つに考えられます。からだは平衡(へいこう)をとる原理原則がありますので、かかる力に合わせて変化します。足の骨格が変化し(くずれ)ていることで力のかかり具合が変わっている。ことは少なくありません。

【インソール使用前】

【インソール使用後】

「立って歩けてるし、くずれてないよ~」という声が聞こえてきそうです。ところが、足(足首からさき)には28個もの骨があり、手よりも一つ多いんです。足の骨の並びは、筋肉や靭帯などでも支えていますが、歩くたびに体重の1.2倍の力のかかる足。「歩いている=くずれていない」ではありません。扁平足は変化の一例です。

写真は座骨神経痛でお悩みだったクライアントさんの趾(あしゆび)、扁平足でもあります。「巻爪もよくなったよ」とお写真を見せてくれました。前後での変化は、インソールを使っていること。インソールが足の骨の並びを修正し、力のかかり方が変わりました。主症状も落ち着いてきたので、施術は定期フォローではなく、ご要望をいただいたときに行っています。

足の骨の並びのくずれは、関節痛や神経痛、爪のようすにも影響します。巻のカーブが強い場合は、クリニックなどでの処置の併用も必要となります。ふうきでは、結果ではなく原因への介入をご提案しています。施術で神経や筋肉の引っ掛かりを外して、骨配列をよくする。足病医学に基づいたインソールを使用することをお勧めしています。お気軽にご相談ください。

ふうき Rehabili for Life」は
からだを探査して うまくいっていない所を解き放ち
楽に軽く動く 美しく年を重ねるお手伝いをしています
愛知県西尾市と山形市にあります。
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足ナビ ashinavi.comでも紹介されています
ふうき 代表 理学療法士 鈴木聖子

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