『扁平足のひとの体幹の持久力は・・・』

きょうは、研究論文の紹介です。両足扁平足の人とそうでない足の人とで体幹の筋力の持久時間を測定したら、扁平足の人の体幹筋の持久力は、そうでない足の人と比べて持久時間が短いとう結果が出た、という研究記事です。


写真は、エジプトのカイロ大学の研究者の論文でもとの英語論文とパソコン(アプリ)で日本語に翻訳したものです。便利になりましたね~
扁平足は見た目でもわかりやすい足のようすですが、床から足の骨(舟状骨)までの高さを測ります。研究では、座って足が床に触れている時と、立った時とで基準骨の下がりの程度が10㎜以上の人々は「扁平足グループ」で30名。10㎜未満の人々は「そうでないグループ」で30名に分けています。
結果は、「扁平足のグループ」は30秒ほど、そうでないグループは40数秒。扁平足グループは体幹の横側の筋肉の持久時間短かいことが分かりました。なので扁平足の方は腰痛やその他の下肢障害を引き起こしやすくなる可能性がある。と言っています。体幹の屈筋や伸筋の(前に曲げたり後ろに反る筋力)の差は認めなかった。
問題はココから!じゃ、鍛えればよいの?と思うかもしれません。それが巷にある介入方法かもしれません。体幹筋の横側とはインナーマッスルやコアという部分です。(*これについては折に触れていきたいと思っています)持久時間が短いとは、効率的に働きにくい、疲れやすいと言い換えたほうが本質に近いかもしれません。
「足はからだの土台」この言葉は、地面に着く一番土台の部分というだけでなく、足のようすによって体の振る舞いが変わるという事にあると感じています。
ふうきのクライアントさんは、インソールの上に立ったり、足のようすが変わることで楽に体が踏ん張れることを体感している方が多くいらっしゃいます。がんばらない、無理をしない、楽に動くに、足は大切になってくる。それを研究でも数値として出ています。

ふうき Rehabili for Life」は愛知県西尾市と山形市にある
整体とリハビリを行うところです
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    楽に生きる。

web : fuuki-care.com
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